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赤ちゃんの大泉門はいつ閉じる?開いているときの対処法

赤ちゃんは生まれたとき、前頭部の大泉門(だいせんもん)が開いています。いつ閉じるのか、開いているときどのように対応したらいいのか、触ってもいいのかなど、大泉門に関する気になるアレコレを医師が解説します。

Q. 1歳を過ぎても大泉門がまだ開いている。医者に診せるべき?

「1歳半を過ぎたのに、まだ少し大泉門が開いているようです。医師に診せたほうがいいのでしょうか?」

「生後2ヵ月なのに大泉門が閉じました。何かの異常ですか?」

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A. 大泉門が閉じる時期は2歳前後だが個人差あり。頭囲と発育に問題がなければ大丈夫。

大泉門とは

おでこの正中線を頭頂部に向かっていくと、髪の生え際より少し上の方にある菱形の柔らかい部分があります。これを大泉門(だいせんもん)といいます。

ここは、頭蓋骨の発達がまだ十分でないためにできる隙間です。大泉門は生後9~10ヵ月までは大きくなりますが、その後に縮小し、1歳半ごろになると触ってもわからなくなります。その後、完全に閉まるのは2歳頃です。

大泉門が閉鎖をする時期は個人差がありますが、くる病やホルモン欠乏症などの影響で閉鎖が遅れることがあります。また逆に、小頭症や狭頭症という病気の場合は、普通より早く大泉門が閉まります。ともに、頭囲が標準の大きさで、発育も順調であれば心配はいりません。

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大泉門が膨らんでいる場合は注意

大泉門が膨らんでいる場合は、脳に水が溜まる水頭症や、脳腫瘍、髄膜炎、脳炎など可能性があります。頭の大きさが急に大きくなったり、母子手帳に載っているカーブから大きくはずれている場合は医師の診察を受けましょう。頭囲が標準の大きさで、発育も順調であれば心配はいりません。

赤ちゃんの頭部はとても柔らかくなっています。強い力で押したりしないようにしましょう。

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