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水ぼうそうってどんな病気?予防接種の効果や必要性を医師が解説

水疱瘡(水ぼうそう)は感染力が高い病気。予防接種のワクチンでどれだけ予防できるのでしょうか? 周囲で流行り始めてからの接種でも効果は期待できるのでしょうか? 水ぼうそうの症状とワクチン、副作用を起こしたときの対処法を医師が解説します。

Q. 幼稚園で水ぼうそうが流行っている。今から予防接種しても効果はある?

よっし / PIXTA

幼稚園で水ぼうそうが流行っているようです。予防接種はあまり効かないと聞きましたが、今から打って効果はありますか?

A. 接種しても感染する事もあるが症状は軽減。ウイルスに接触してからでも効果有り!

予防接種を受けても約15%が水ぼうそうに感染しますが、症状を軽くすることができます。さらに、ウイルスに接触してから72時間以内に受けても効果があります!

水ぼうそうの症状

感染すると、37℃程度の熱が出て、食欲の低下や軽い頭痛などが現れます。発熱は3日ほどで収まりますが、その後に小さくて平らな赤い発疹が、お腹や顔にできはじめます。この発疹が数時間で膨らんで水膨れのようになります。7~10日ほど経つと、水膨れがかさぶたとなります。かさぶたが剥がれ落ちるまでに3週間程度かかります。

ucchie79 / PIXTA

水ぼうそうワクチンとは

水ぼうそうのワクチンは、もともと病気を持つ子どものために開発されたものです。そのため、毒性をかなり弱めて作られています。接種しても15%ほどの確率で水ぼうそうにかかることがありますが、かかってしまっても、症状を軽く済ませることができます。

さらに水ぼうそうワクチンは、ウイルスに接触してから72時間以内に接種すれば80~90%の確率で発症をおさえることができるといわれています。ただ水ぼうそう感染してから発症するまでに1~2日ほどかかるため、感染に気づかず、間に合わない場合も。

感染のピークが4~5歳なので、3歳頃までに接種をすませておくといいでしょう。

cassis / PIXTA

水ぼうそうワクチン接種の副反応と対処法

接種後1~3週間頃に、発熱や発疹が現れることがありますが、ほとんどは数日後に消失します。

サムネイル:maroke / PIXTA