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ママタス世代が子育てしやすい街はここ!自然あそびができて、駅ナカに保育所も

「自然のある環境で子どもを育てたい」「保育施設の充実した街に暮らしたい」など、子どものためにも自分のためにも、快適な暮らしを求めるのがママタス世代に共通する想い。ここでは、ママタスが独自の視点でリサーチした、子育て支援が手厚い街を紹介しています。家族で快適に暮らせる街が見つかるといいですね。

●市内23駅すべての駅ナカ・駅前に保育施設あり【千葉県松戸市】

千葉県松戸市は、「ママタスアワード2022」で多くのママやパパから注目を集め、地方自治体賞グランプリを獲得した街。編集部も納得のサポート内容をご紹介します!

博物館や図書館も隣接する広大な公園「21世紀の森と広場」

(1)都心からアクセスが良く、自然が残る街

上野駅まで18分、東京駅まで24分、大手町駅まで29分(平日の日中における平均)と、都心からアクセスが良いのが松戸市の魅力のひとつ。スーパーや飲食店など生活に必要なものが揃っていながら、豊かな自然も多く残っています。

ちなみに、住宅の価格は、いわゆる“ベッドタウン”と呼ばれる郊外の街に比べて比較的お手頃。ゆったりとした間取りのファミリー物件も少なくありません。子どもをのびのびとした環境で育てられそうですね。

家族でお出かけできるスポットも充実しています。自然の中で子どもを遊ばせるなら、「21世紀の森と広場」がおすすめ。池でザリガニ釣りや水遊びを楽しめる他、自転車やバッテリーカーに乗れる交通公園、温水プールなど、レジャースポットがたくさん。「森のこども館」では、木の実や枝を使った工作や、フラフープ、けん玉など、手や体を使ったあそびを体験できます。

駅ナカ・駅前にある、コワーキングスペースが設置された送迎ステーション

(2)働くママパパに優しい!

国基準で、待機児童7年連続ゼロ。待機児童になりやすい0歳から2歳児を受け入れる小規模保育施設の数は県内でトップ! さらにすごいのは、ママパパが送迎しやすいように、市内23駅すべての駅ナカや駅前に小規模保育施設が整備されているところ。これなら便利に使えそう。

注目は、在宅ワーク向けの人などが幅広く使える、託児機能付きコワーキングスペースの設置。まだ他の自治体ではあまり見かけない、先進的な取り組みです。毎日のお仕事も、子どもの顔が見える場所なら安心ですね。

英語あそびやブックスタートなど、知育や学習面でのサポートも充実

(3)子どもの健全な成長を見守ってくれる

小さな子どもたちのグローバル教育も松戸市にお任せ。市内17ヶ所にあるすべての公立保育園で、ネイティブ専門講師による英語あそびが実施されています。ほかにも、絵本がもらえる「ブックスタート」など、子どもの健全な成長を見守るサポートがたくさん。

いざという時、地域のかかりつけから高度医療が整う総合病院まで、医療機関が充実しているのもいいところ。松戸市立総合医療センターの小児医療センターでは、ちょっと難しい病気でも対応してくれるから頼りになりますね。さらに、今年4月から、医療費の助成対象年齢が18歳まで拡大されました。

ほかにも、任意予防接種の助成拡大や、子ども食堂の充実など、子育てを全力で応援してくれる松戸市。公式サイトに子育て支援情報をわかりやすくまとめられていますよ。

●自然豊かな環境で子どもの創造性を育てる【東京都八王子市】

都心からのアクセスがいい街といえば、東京都八王子市もおすすめ。八王子は近くに高尾山があり、街の中心には浅川が流れ、四季の移り変わりを身近に感じられる場所。夏には、里山でホタル探しができるほど自然豊かな環境が魅力的。

子育て支援で注目したいのは「木育・食育・遊育」です。木と身近にふれあって豊かな創造性を育てながら、楽しく食べて食文化への関心を高め、体を使った遊びで元気な心とからだを育てるプロジェクト。オリジナル積み木のプレゼント、お芋掘りや稲作体験、四季を感じられる遊び場や森自然学校など、ワクワクするような体験がいっぱいです。

一時保育ができるショートステイ・トワイライトステイ制度など、その他の支援も充実。高校生の医療費助成制度も、2023年4月の開始に向けて準備が進んでいるようですよ。

●20年住み続けると新築戸建てがタダに!【茨城県境町】

ファミリー移住を考えている人は、茨城県堺町をチェック。東京から高速バス1時間20分の場所にある堺町では、新築戸建ての子育て促進住宅があり、家賃が優遇される上に、20年住み続けるとタダでもらえるとか。

さらに、保育園では先進英語教育や英検がタダ、小中学校になれば姉妹都市であるハワイ・ホノルルと繋がるオンライン交流やホームステイなどの環境が整い、もはや“英語移住”と言えそう。

また、授乳用ブラや授乳服のプレゼント、幼稚園や保育所の給食費がタダ、保育施設の紙おむつを回収、子育てサポーター1時間500円など、経済なサポートが手厚いのも嬉しい! コロナ禍では、子ども1人当たり5000円の臨時給付金の支給や米5㎏の配布があったとか。

ミキハウス子育て支援協会が主催する「第3回 日本子育て支援大賞2022」を受賞した実績もあり。ママとパパの気持ちをよく分かってくれるサポートに注目です。公式ページも見やすく工夫されていますよ。

ほかの地域でも、高校生までの医療費タダ(栃木県宇都宮市)、博物館など市内14施設の年間パスポが1500円(富山県富山市)、5人目100万円助成(兵庫県淡路市)、ミルク等の母子栄養食品の支給(鹿児島県鹿児島市)など、さまざまなサポートがあります。ホームページが分かりやすくまとめられた自治体もあるので、チェックしてみてくださいね!