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梅雨到来…!子どものレインコートはどう選ぶ?

小さなお子さまの雨の日の外出にはレインコートは必要不可欠。でもレインコートの種類が多く、子さんにぴったりなレインコートはどう選べばいいのでしょうか?おすすめのレインコート4種をご紹介します♪

レインコートを選ぶ4つのコツ

1. 使う頻度に合わせて選ぼう

通園、通学時などにメインで使うなら、雨をしっかり弾いて傷みにくい生地を選ぶと◎ テフロンなどの撥水加工の施された素材や、止水ファスナー、防水テープなどがついた、防水機能が高いものがおすすめです。

外出時に“念のため”持ち運ぶためのレインコートなら、薄くてたたみやすい、軽い素材のものを選びましょう。

2. お子さまのカバンの種類に合わせる

レインコートを着るときに、お子さまはどんなカバンを持っていますか? リュックなら全部を覆えるような身幅が広く、丈の長いものを。手さげカバンやショルダーバックなら、カバンを持つ手が濡れないようにポンチョ型のレインコートがよいでしょう。

3. 使う時間帯によって色や機能を

雨の日は夕方からお外は暗くなります。暗い道を歩く可能性があるなら、車やバイクから目につきやすいレインコートを選びましょう。反射テープがついたもの、黄色や白、蛍光色などの鮮やかな色のものが◎

4. 迷ったら大きめサイズ、ただし…

レインコートは洋服の上から着るものなので少し大きめに作られています。しかしお子さまの成長はとても早いので、サイズに迷ったときには大きめを選んでおくと安心♪

ただし丈や袖が長すぎると足や手を引っかけてしまう危険性も。大きめサイズを選ぶときは、裾や袖口にスナップボタンや絞りがついていて長さを調節できるタイプにしましょう。

おすすめのレインコートはコレ!

1. 毎日の通園通学、お散歩にポンチョタイプ

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ポンチョタイプは、袖がなく、を通すところのない、パサっと上からかぶるレインコートです。

【メリット】
上からかぶせるだけなので着脱がしやすいのが一番の魅力。荷物を持ったままでも脱ぎ着ができます。裾が広いため、通気性が良く蒸れも少ないです。てるてる坊主のような形で、見た目もかわいいですよね♪折り返しやギャザーなどもないタイプが多く、乾きが早く、たたみやすいのも特徴です。

【デメリット】
全身を覆っているわけではないので、足元が濡れやすく、風が吹いたときに裾がバサッとめくれ上がってしまうのが難点です。また、手を繋いで歩くとお子さまの腕が雨に濡れてしまいます。大雨の中長時間着用するときには不向きです。

2. 昔ながらの定番型! コートタイプ

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コートタイプは、足元まで長さのあるレインコートで、前ボタンで留めるもの。昔ながらのタイプですね。

【メリット】
裾が長い分、雨風に強く全身が濡れにくいのが特徴です。袖があるため腕を動かすことができるので、傘などを持つのに便利です。普通のコートと似たような形状なので、ハンガーにかけやすく保管しやすいのもいいですね◎

【デメリット】
全身が覆われるため蒸れやすく、汗をかきやすいのが難点。ワンピースのような形なので、アクティブに動くときには向きません。ボタンがたくさんついているので、ポンチョタイプに比べ脱ぎ着に時間がかかります。

3. 頭から足までしっかり防水! ロンパースタイプ

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ロンパースタイプとは、つなぎタイプのレインコート。袖口と裾にはギャザー加工がされています。

【メリット】
頭から足元まで完全に繋がっているので、全身を雨から守ってくれます。地面に座ってしまったり、水たまりに飛び込んでしまったりする小さいお子さまにぴったり♪ 長距離を移動するときにも安心です。

【デメリット】
脱ぎ着に時間と手間がかかります。また、全身がすき間なく覆われているので、他のタイプのレインコートに比べ蒸れやすいです。ロンパース型のため身長が伸びると着られなくなってしまうのでご注意を。

4. 活発に動くときにはセパレートタイプ

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セパレートタイプやスーツタイプと呼ばれるタイプで、上下が別れているのが特徴。裾やフードがギャザー加工されているものが多いです。

【メリット】
ズボンなので足が動かしやすく、走ったり自転車移動したりするときに最適。また、「ベンチレーション」と呼ばれる通気口が付いているものが多く、蒸れ対策もされています。

【デメリット】
上下に分かれているぶん、持ち歩くときにかさばります。乾かしたり収納したりするときにも2倍の手間がかかります。ギャザーの部分はカビやすいのでお手入れは慎重に。

5. キャンプやアウトドアには本格派ジャケット

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キャンプやアウトドアに出掛けるときには、アウトドアブランドのレインジャケットもおすすめ◎ 上下セットのものや、つなぎタイプのものなど幅広く展開されています。

【メリット】
防水防風機能に優れ、なおかつ動きやすいのが特徴。中には汗を効率的に発散してくれる素材が使われているものもあり、長時間着用しても蒸れません。ジッパー部分も水が染みない加工がされている場合が多いです。生地がしっかりしているので、多少のダメージでは傷みません。

【デメリット】
機能や素材が優れているぶん値段が高いです。すぐに身体が大きくなる幼少期は、すぐにサイズアウトしてしまうかもしれません。長く使いたい方は大きめサイズを買いましょう。

レインコートをかしこく選んで、雨の日もハッピーに!

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どのタイプにもメリットとデメリットがあります。用途や優先したい機能を考えて、かしこく選んでくださいね。

お気に入りのレインコートで、雨の日も、楽しい時間になりますように♪

サムネイル、記事内画像:fotolia