BABY & KIDS

【保存版】3歳くらいになったら練習しよう 車に1人で閉じこめられたら

痛ましい事故が起きるのは決して子どものせいでも親のせいでもありません。 それでも子どもに教られること・親ができる対策は普段からしていきたいですね。

お子さんがジュニアシートのベルトやシートベルトを自分で外せる年齢になったら、ぜひ実際に何度か練習してみてください。
もっと小さい乳幼児の場合は、子ども自身で状況を判断したりチャイルドシートの堅固なベルトを外すのは難しく、やはり大人のアシストが重要。
日常的に園や送迎同行者と保護者間でこまめに連絡・連携を取れているか確認しましょう。

【練習の流れ】
1.ベルトを外して運転席に行く
 ベルトの外し方も練習しておく
2.ハンドルにあるクラクションを鳴らす
 POINT1: 水筒(もしくは重くて硬い物)で強く押す練習もする
 POINT2:「大きい音が出るけど大丈夫!」と教える
3.大人が来てドアを開けてくれるまで長く何度も鳴らす

《練習のポイント》
●クラクションの位置が車によって違うので、それも含めて確認しよう。
●水筒がない場合のために、たとえば常に車内に水の入ったペットボトルを置いておくなどのアイデアも(重くて硬い物を使うと力が弱い子どもにもクラクションが押しやすくなる、という意味でも重要)。
●子どもはクラクションの大きな音にびっくりしたり、怒られることを怖がって鳴らすのを躊躇うことがあります。
こういった緊急時には押して大丈夫だよ!と励ましてあげてください。
●「普段からいたずらで押すようになったらちょっと心配」→最悪のケースが起きるよりはいい。
子どもには「クラクションを押すのは困った時にやろうね。」と教えよう

【親ができること】全年齢のお子さん共有
●「園・送迎同行者と保護者間の連絡を徹底する」
連絡システムが機能していることを園と確認する。
また休園する時は必ず伝えるなど普段からこまめに連携する。

●「子の生活習慣を整える」
子どもが車中で1人きりで寝るのを避ける。

【子どもと約束すること】
●「車の中で1人にならない」
かならず先生や友達といること。

●「車の中で寝ない。もし眠くなったら園で寝よう」
子どもが寝ると点呼時に気がつきにくい・小さい体が見えにくくなって周りの人が気がつかない事態が起きやすい。


出演:ひなたくん