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お宮参りの基礎知識!赤ちゃんと両親の衣装はどうする?

お宮参りは何をするもの? 何を着ていけばいいの? 今さら聞けない「お宮参り」についての、基本的な知識をまとめました。

お宮参りとは

OrangeMoon / PIXTA

お宮参りとは「初宮参り」とも呼ばれ、赤ちゃんが無事に生誕1ヶ月を迎えたことを神様に感謝して報告する行事です。

いつ行けばいい?

男の子は生後31日・32日、女の子は生後32日・33日に行われる風習がありましたが地域によって違いがあります。最近の傾向は、生後1か月頃に行われていることが多いです。
天気予報も見ながらスケジュールを組むといいですね♪

誰と行くのか?

風習では、両親と父方の祖母が付き添って神社へお参りへいくとされていましたが、最近は両親と両祖父母でお参りされる方が多くいらっしゃいます。両親や祖父母が、遠方に住んでいる場合はもちろん家族だけでも大丈夫です。

初穂料は必要?

お参りの際に、通常の参拝とお賽銭だけでも大丈夫なのですが、お祓いや祝詞(のりと)をあげてもらう場合は、事前に神社に連絡をしておきましょう。ご祈祷の料金が定められている場合がありますので、確認すると良いでしょう。

お宮参りのご祈祷料のことを初穂料(はつほりょう)、または玉串料(たまぐしりょう)と呼びます。料金が定められてない場合は、一般的に5,000円~10,000円を白い封筒かご祝儀袋に入れて渡します。ご祝儀袋は紅白や蝶結びが望ましいですよ。上段には「御初穂料」または「御玉串料」と書き、下段には赤ちゃんの名前を書きましょう。

お参りの仕方は?

一般的な神社の参拝の仕方と同じです。
「二礼、二拍手、一礼」さえ覚えておけば大丈夫ですね♪

お宮参りの衣装について

マハロ / PIXTA

お参りする時期によって、素材などを夏物・冬物にする必要があります。

一般的な参加者の衣装を紹介します。

赤ちゃん

和装の場合は、白羽二重の上に紋付きの祝い着をかけて着せるのが正式な服装です。

京の呉服や かつおか
kyoubi

最近ではお着物を一から着せることは少なく、白いベビードレスの上から祝い着をかけて着せる方が多くなってきました。

OP mini

洋装の場合は、白いベビードレスの上からケープをかけて着せます。

OP mini

祝い着の着せ方は、赤ちゃんにベビードレスを着せて抱っこをしてから祝い着をかけます。抱っこをしている人の背中で紐を結びます。

祝い着は「母方の祖父母が購入する」とされていましたが、最近はレンタルをする方も多いです。フォトスタジオの「お宮参りプラン」を利用する方も多く、貸衣装付きなので撮影後にそのままお参りへ行けるのでおすすめです♪

両親、祖父母

着物や礼服でなくても、スーツやワンピースなどかっちりした服装なら大丈夫です。両家の服装のバランスをとることも大事なので、事前に話し合っておくと良いでしょう。

もし、着物を着る場合は「訪問着、色無地、付け下げ」が一般的です。

あくまでも、赤ちゃんが主役なので派手になりすぎないように色や柄に気をつけると◎

さいごに

あらかじめ、お宮参りのスケジュールを決める時に両家の衣装や、その衣装を購入するのかレンタルするのか、着付けやヘアメイクはどうするのかなど、まとめて話し合っておくと良いですね。

赤ちゃんの成長を家族で祝う大切な行事です。
事前準備をしっかりしてスムーズに当日を迎えたいですね♪

サムネイル:shin / PIXTA