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何を準備すればいい?お食い初めの子ども&大人メニューと我が家のお食い初めご紹介♪

「お食い初め」とは生後100日〜120日目頃に、無事に生後100日の節目を迎えられたことを神様に感謝しつつ、わが子の成長を祝う行事。「一生食べ物に困ることのないように」という願いを込めて、ごちそうを食べさせる儀式をおこないます。今回はお食い初めには子ども用と大人用でどのようなメニューを準備すればいいのか、詳しい献立と使う食材についてまとめました♪

お食い初めにはどんなメニューを準備すればいいの?

「お食い初め」とは生後100日〜120日目頃に、無事に生後100日の節目を迎えられたことを神様に感謝しつつ、わが子の成長を祝う行事です。
歯の生え始めた赤ちゃんが、「一生食べ物に困ることのないように」という願いを込めて、ごちそうを食べさせる儀式をおこないます。

詳しいやり方などについては、以前わたしが書いた「【お食い初め】いつ何をする?準備するものとやり方、実際のお料理もご紹介」の記事をご覧になってみてくださいね♪

お食い初めの子ども用基本メニュー

まずは主役の赤ちゃんに作るメニューをご紹介します。

お食い初め膳の基本の献立は「赤飯、焼き魚(鯛)、煮物、お吸い物、香の物か酢の物、梅干し、歯固め石」です。
それぞれの料理には込められた願いと意味合いがあり、赤ちゃんが生きていくうえで必要な穀物、海のもの、山のもの、飲みもの、塩を与えるという意味があるそうです。

それぞれの料理にどんな意味があるのか見ていきましょう。

①赤飯
赤飯には邪気を祓ったり、魔除けの意味が込められています。赤飯もめでたい赤色の料理なので、お祝いといえば欠かせないもの。

②焼き魚(鯛)
鯛は「めで鯛」とも言われ、おめでたい赤色をしていることもあってお祝いごとでは欠かせない魚です。福をもたらす七福神の恵比寿様が釣っている魚も鯛で、日本では古くからお祝いの席で食されているんですね。

③煮物
煮物には紅白のにんじんと大根、亀の甲羅と同じ六角形に切ったイモ類やしいたけ、その他に彩り豊かな旬の食材などを使います。基本的に紅白のものと甲羅型のものが入っていれば、素材の決まりごとはないようです。
願掛けの意味合いからすると、サトイモ、れんこん、たけのこは具材としてぜひとも入れて欲しい食材。
サトイモは小芋がたくさんできることから 「将来子宝に恵まれるように」、れんこんは穴が開いていて向こう側が見えることから 「先を見通せる力を持てるように」、たけのこはその成長過程から「まっすぐ力強くスクスクと育つように」という意味合いがあるんです。

④お吸い物
お吸い物には「吸う力」が強くなるように、という意味が込められています。
具はハマグリ、鯛、エビを入れたものが好ましいとされているようです。
こちらもそれぞれに意味合いがあり、ハマグリには両方の貝がたったひとつ相手の貝としかぴったり合わない事から「将来良い伴侶に巡り合えるように」という願いが。
鯛は先述の通り「おめで鯛」、エビには背中が曲がるぐらい「長生きできるように」という願いが込められています。

⑤香の物か酢の物
土地の特産物や季節の野菜を漬けた香の物。または酢で和えたものを用意します。
縁起物の紅白なますや、「多幸」という言葉の語呂合わせからタコの酢の物などを用意する場合が多いようです。

⑥梅干し
梅干しは歯固め石に添えて出すのが一般的。
梅干しのシワにかけて「シワシワになるまで長寿でありますように」という願いを込めた縁起物。
梅は冬の寒い時期を耐えて暖かくなり始めてからようやく実をつけることから、辛抱強い子になるようにという思いも込められているそうですよ。

⑦歯固め石
歯固め石は、丈夫な歯に育ちますようにという願いを込めたものです。「石のような丈夫な歯が生えるように」という縁起物なんですね。
使用する石は、お宮参りのときに神社でもらうこともできますが、近所の川原などにある丸い石でもOKです。

お食い初めの大人用メニュー

次に家族で一緒に祝う際の大人用のメニューをご紹介します。

調べてみると子ども用と同じメニューをそのまま食べているご家庭もありますが、子ども用メニューの他に一品作ったり、出前の品を足したりしているご家庭も多いようです。
親戚も集まる場となると、子ども用メニューだけでは豪華さに欠けてしまう…という意見が多いみたいですね。

ではどのような一品を付け足しているのか、どのような出前をとる家が多いのかを見ていきましょう。

①お寿司
お祝い事といえばお寿司! というご家庭もあるほど人気のお寿司。
見た目も豪華でおもてなし料理にもぴったりなお寿司は、お食い初めの際の大人メニューにも最適です。
出前なら買いに行く手間も省けるので、忙しいお食い初め当日には助かりますね。

②お刺身
お寿司と同じく豪華なイメージのお刺身。
「めでたい」の鯛のお刺身を中心に、色とりどりの生魚がお食い初めをより一層華やかにしてくれます。

③お弁当
仕出し屋さんに頼んで1人1個のお弁当にしたというご家庭もあるようです。
たまにしか会わない親戚と大皿を囲むのには抵抗があるというママパパにも、個別のお弁当はおすすめです!
ちょっといつもより高めの見栄えがいいお弁当なら、お祝いの席にもぴったりですよね。

④オードブル
いろんなおかずが入っているオードブルも人気のメニューです。
大人数が集まる場ではそれぞれの好みを考えて用意するのも難しくなるので、いろんな料理が食べられるオードブルは助かりますよね。
ポテトや唐揚げなどのオーソドックスなものからお祝い用のちょっと豪華なおかずが入ったものまで、お店によってさまざまな種類の大皿があるようですよ。

あだち家で実際におこなったお食い初めをご紹介!

あだち家のお食い初めメニュー

実際にあだち家でおこなったお食い初めをご紹介したいと思います。
写真は長女のときのお食い初めメニューですが、次女のときも歯固め石の色が白だったこと以外はほぼ同じメニューを作りました。

ちなみに我が家は特に親戚などは呼ばずに父、母、祖母、娘でおこなったので、特別なメニューは増やさず、大人も子ども用に用意したものを一緒に食べました♪

・赤飯
赤飯は近所のスーパーに人数分頼んで当日取りに行きました。
大家族というわけでもないので、わざわざ炊くよりはお店のを食べたほうがラクかなと考えたのと、自宅で炊くと余ったときに使いにくいなと思ったのが理由です。

・鯛
鯛の塩焼きもお店に頼みました。
さすがに家で鯛は焼けないな…と思い、長女のときも次女のときも同じお店に「お食い初めに使うので良い鯛焼いてください!」と頼んで焼いてもらいました。
価格は地方やお店によっても異なるかとは思いますが、長女のときは天然物の鯛だったので1000円以下、次女のときは鯛が釣れず養殖のものを使ったので2000円くらいしました。

・お吸い物
ハマグリのお吸い物は、真空パックのハマグリを購入して自宅で作りました。
真空パックのものなら砂抜きも必要なくそのまま使えるのでとってもラクちんですよ!
お湯を沸かしてだしを入れ、塩で味付けをし、軽く洗ったハマグリを投入。
これだけで簡単に作れました◎

・煮物
具材は、しいたけ、にんじん、たけのこ、ごぼう、れんこんです。
たけのこは水煮になっているものを使ったので、下処理もなく切って鍋に入れるだけ。
にんじんはかわいくしたいなと思い、ハート型にくり抜きました♡
所要時間は他の具材の下処理を含めて30分くらい。火を止めて放置しておけば味は勝手に染み込んでくれるので、早めに作った方が味しみしみの煮物になりますよ。

・きんぴら
きんぴらは、煮物に入っているにんじんとごぼうを使っているので、切り方を変えただけで下処理は一緒に済ませちゃいました。あとは炒めるだけ。

・香の物、酢の物
長女のときは、あだち家で気に入っていたたくあんを。
次女のときは、タコときゅうりとわかめの酢の物を作りました。

・梅干し
梅干しは2人とも、祖母が毎年作っている手作りの梅干しを出しました。
孫への愛情がたっぷりとこもった一品です。

・歯固め石
歯固め石は安産祈願のときからお世話になっている神社にお宮参りに行ったときにもらってきました。価格は500円。
お食い初めが終わったらキレイに洗って神社に返し、納めました。
長女と次女で2歳離れているのですが、長女のときは黒色で次女のときは白色だったという不思議なエピソードも。

ネットなどで調べると料理上手なママさんたちの豪華なお食い初め料理が見られるので、SNSなどで検索してみると参考になるかと思います。

まとめ

今回はお食い初めの子ども&大人メニューと使う食材、我が家のお食い初め風景をご紹介しました!

一生に一度の大切なイベントなので、思い出に残るものにしたいと思いますよね。
とは言っても、料理も食器などを全部用意するのはママ…というご家庭も多いはず。
普段の家事育児で忙しい中でおこなうのですから、手を抜けるところはしっかり抜かないと疲れてしまいます。
親戚の方々やおじいちゃんおばあちゃんが来るならなおさら、気も使うし大変ですよね…。
どのようなメニューを用意するか悩んだときは、この記事を参考になさってみてくださいね♪