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【専門家監修】ねんねトレーニングを始める時期や進め方

夜泣きや寝ぐずりに悩んでいるママパパ必見! 「ねんねトレーニング」を1週間ほど続けると、多くの赤ちゃんの睡眠問題が改善します。いつからやるべきか、どのように進めればいいのか。効果的なねんトレのやり方を医師・小児睡眠コンサルタントの森田麻里子が解説します。

夜泣きの原因は、入眠時のクセにある?

4ヶ月以降の睡眠は、浅い眠りと深い眠りをくり返します。そのうち浅い眠りのとき、一瞬起きているタイミングがあるんです。

もし抱っこ寝や添い乳で寝る習慣がついていると、夜中目を覚ましたときに「おっぱいがない!」「抱っこは?」と戸惑って泣いてしまうことが多いです。これが夜泣きにつながります。

もし、普段から一人で寝付くことができていれば、夜中に目が覚めてももう一度自分で眠りに戻ることができますよ。

生後6ヶ月未満なら「置いたら寝る」練習から始めよう

最低1日1回、「置いたら寝る」を取り入れて

抱っこでしか寝られない、添い乳がないと眠らない、というクセがついている場合は、お布団の上で自分で寝る習慣を身につけていきましょう。

もちろん、最初からうまくいくことはほとんどありません。

授乳が終わったらお布団に置いて寝かせる、抱っこでウトウトしたらお布団に置いて寝かせる、という練習から始めてください。

激しく泣くときは、いったん抱っこしてもOK

慣れないうちは、赤ちゃんが激しく泣いてしまうこともあるでしょう。そんなときは、抱っこをして落ち着かせてあげても大丈夫。「絶対にお布団の上で寝かせなきゃいけない」と思い詰める必要はありません。

ただし、眠りにつく瞬間はお布団の上に置くようにしてください。その練習のくり返しが大切です。

本格的な「ねんねトレーニング」は生後6ヶ月から

寝る前のルーティーンを決めよう

生後6ヶ月を過ぎて、ひどい夜泣きや寝ぐずりに悩んでいるなら「ねんねトレーニング」を始めてもよいでしょう。

まず、寝る前の毎日のルーティーンを決めましょう。例えば、同じ絵本を読み聞かせたり、同じ子守唄を歌ったり。

寝かしつけのルーティンがあると、言葉がわからない小さなお子さまでも「これから寝るんだ」と心の準備ができます。

ルーティーンは何でもOK! ただし静かにできるものを

ルーティーンに決まりはありません。ご家庭に合ったものを探してみてください。

ただし、あくまで激しく遊ぶようなものは控えましょう。眠りに誘いやすい絵本、静かに遊べる積み木などがおすすめです。

あとは、お布団の上で寝る練習をくり返す

ルーティーンが終わったら、お布団やベッドに入り、眠るまで見守ってあげましょう。

あまり激しく泣くときは、抱っこしたりおっぱいをあげてもOK。ただ、眠る瞬間は必ずお布団の上にいるようにしてください。

思い切って大人が部屋を出るのも効果的

ママやパパに甘えて泣き続けてしまう場合は、大人は思い切って部屋から出てみましょう。赤ちゃんも諦めがつき、かえって早く泣き止むことがありますよ。

ねんトレの山場は3日! 1週間で夜泣きは改善する

これまでたくさんの親子のねんねトレーニングを実施してきましたが、多くのママが「山場は3日間」と言います。抱っこやおっぱいを求めて激しく泣くのは3日程度のようです。

1週間もトレーニングを続けると、多くの赤ちゃんの睡眠問題が改善しました。2週間も続けると、寝室に一人きりでも寝られるようになった赤ちゃんもいましたよ。

根気の必要なトレーニングではありますが、夜泣きや寝ぐずりに悩んでいるのであればぜひ試してみてください。

赤ちゃんとママパパみんなの睡眠不足を改善することにつながるだけでなく、「自分で寝られる」という自立への一歩が踏み出せます。


画像:PIXTA

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