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【医師監修】知っておこう!夏に流行る子どもの病気とその特徴

知っておきたい、夏に多く流行する子どもの病気について、森田麻里子先生にお伺いしました。予防のためにも、流行る前に病気の種類や対策、特徴について知っておきましょう◎

夏に多い子どもの病気4選

①「プール熱」

主な症状:高熱、喉の痛み、目の充血など
感染経路:飛沫感染、接触感染

少し大きめのお子さまに多く見られますが、小さな子もかかる病気です。
家庭内でも、感染者とタオルを共用しないようにしましょう。

②「ヘルパンギーナ」

主な症状:高熱、喉や口の中の水疱など
感染経路:飛沫感染、接触感染

喉が痛くて食事がとりにくくなることもあります。
5歳以下、特に1歳台の子に多い病気です。

③「手足口病」

主な症状:口や手足に水疱ができ、熱が出ることもある
感染経路:飛沫感染、接触感染、糞口感染

ヘルパンギーナと似た症状ですが、手足口病は幼児が中心で特に2歳以下に多い病気です。

④「とびひ」

主な症状:皮膚にできた水ぶくれがだんだん膿み、ただれる
原因:虫刺されやあせも、湿疹をひっかいてしまうことで起こる

乳幼児に多いとびひ。しっかり手洗いをし、爪を短く切って掻かないように気をつけましょう。
抗菌薬を内服、塗り薬で治療することができます。

外に出る機会が増える夏は、お子さまがかかりやすい病気が流行る季節です。
できる限り予防し、避けたいものですよね。そのためにも、夏に多い病気の種類や特徴を知っておくことが大切ですね!

監修:医師 森田麻里子 先生
出演:さっくんそーくん / haruくん
ライター:あだちあやか