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「お下がり」のお返しどうしてる?先輩ママに聞いてみた

子育て中は、子供服やおもちゃのお下がりをいただく機会が多いですよね。嬉しい反面、お下がりのお返しってどうすればいいんだろうと悩んだことはありませんか? ママ友、親戚、職場の人…いつ、何を、どのくらいの金額のものをお返しすればいいのでしょうか。私自身の経験に加え、ママ友や先輩ママにリサーチしました!

育ち盛り、遊び盛りのお子さまをもつママには「お下がり」ってとても助かるありがたいもの。では、お返しはどうすればいいのでしょうか? ママたちの声をそれぞれの立場からまとめます。

【あげる側】基本的に「お返しは必要ない」と思っている

あげる側からすると、お下がりに共通するのは以下3点。

・もう使えないけれど、捨てるのはもったいない
・場所をとって困っている
・誰かが活用してくれたら嬉しい

その物をもらってくれること自体がありがたいと思っているがほとんど。相手からのお返しは必要ない、という意見が大多数でしたよ◎

もらってくれるだけで十分、喜んでくれたら嬉しい

私自身も、お下がりをあげるときは、「もらってくれて助かった」と伝えるようにしています。必要なものだけ使ってもらい、あとは自由に処分したり、他の子に回してもらってかまわないと伝えてもいいですよね。

そもそも、「苦手な相手や嫌いな相手にはお下がりをあげたいとは思わない」というのも共通意見。もらってくれるだけで十分。喜んでもらえたら、もう感謝なんです。

使っている姿が見られると◎

「使っている写真や動画を送ってもらったのが嬉しかった」という声も。実際に着たり、遊んだりしている姿を見るのが、あげた側としては何よりも嬉しいことのようです◎

【もらう側】相手との関係性や状況でお返しの仕方が変わる

お下がりをあげる、いただくの関係があるということは、良好な人間関係ができている場合がほとんど。

喜んで使うことが一番のお礼とはいえ、時にはそうでないケースもありますよね。

誰からいただいたのか、どのくらいの量をいただいたのか、どれだけ高価な物をいただいたのかによって、お返しの方法を変えるママが大勢いました。

親しいママ友には、気負わないプチギフトを

気心の知れたママ友なら、お礼の言葉で十分ですが、何回もいただいたり、高価なものをいただいたときは、ちょっとしたプチギフトをお返しするのがおすすめ。

お子さまと一緒に食べられるちょっとしたおやつや旅行のお土産などをさり気なく渡したいですね。

無印良品のポチ菓子シリーズは、「お下がり」のお返しに限らず、ちょっとしたプチギフトとして人気♪ 種類も多く、お子さまと一緒に食べられるものがたくさんありますよ。

遠方の親戚には、地元限定ものや相手のお子さまのものを

よく交流している親戚なら、ママ友と同じようなお返しでOK。

もし遠方に住んでいたり、たまにしか会わない親戚の方なら、地元限定のお菓子や食べ物などもおすすめです。

私の場合、地方に住む親戚に東京限定の可愛いお菓子を送って喜んでもらえました。

または親戚のお子さまに、子ども用品をプレゼントするのもいいですね。お子さまの好みが分からない場合は、ベーシックなものや、頂き物と同じテイストのアイテムを選ぶといいかもしれません。

SNSでは、ハンドメイドのお洋服をお返しにあげている方を発見! 心がこもったお返しなら、あげた方も感激してしまいますね。

職場関係、目上の人には、早めにお返しを

例えば、夫の職場の方や上司、直接接点のない方からお下がりをいただいた場合は、量や値段に関わらずお返しをしているママがほとんどのようです。

私も、職場の上司のご兄弟から、お下がりをいただいた経験があります。お礼をどうするか悩んだ結果、バレンタインデーに合わせてチョコレートの詰め合わせとお礼のメッセージカードをお返ししました。

有名なブランドのお菓子なら、甘いものが苦手な方でなければ、まず安心。お礼は1週間以内、遅くとも1ヶ月以内に渡すのが良いでしょう。

そのときの季節にあったパッケージのものもいいですね♪

中には、「お子さまの好きな本を買ってあげてください」と、3000円程度の図書カードを送る方もいましたよ◎

お下がりのやりとりは、マナーを守って気持ちよく

お下がりをあげたり、いただいたりすることは、双方にとって嬉しい気持ちになる素敵な文化ですよね。

でも、あくまで人間関係で成り立っているもの。マナーはやはり必要です。

あげる側が気をつけたいこと

お洋服は、汚れているものやサイズが合わないものは、もらっても困ってしまいますよね。

おもちゃや育児用品は、汚れ以外にも、部品が足りなかったり、壊れてしまっていることもあるかもしれません。

あげる前に、今一度点検をしておきましょう。大きな物をあげたい時には、渡す前に一度相手に確認を取るといいでしょう。

もらう側が気をつけたいこと

いつもお下がりをもらっているからといって、まだそのお子さまが着ている洋服を「次ウチに回してね~」と言ったり、まだ遊んでいるおもちゃを「それお下がり予約ね~」などと催促するのはやめましょう。

たとえ「いずれあげよう」と思っていても、そう言われたらいい気がしませんよね。好意に対して感謝する気持ちを忘れずにいたいものです。

まとめ

今回お話を聞いたママたち全員から、「お下がりをいただくことはありがたい」「お下がりを使ってもらえると嬉しい」との言葉を聞き、なんだかとても温かい気持ちになりました。

お下がりをあげる時、いただくとき、両者にとって、ハッピーな気持ちになるのが一番ですよね。この素敵な習慣をきっかけに、ママさんを取り巻く方々とのコミュニケーションがより豊かに、楽しくなりますように。

ライター:りんりんママ
画像:PIXTA

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