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【医師監修】病院や小児科に行くべき子供の症状の見分け方

子供や赤ちゃんの様子がいつもと違う、熱っぽい、だるそう、食欲がない、具合が悪そうなとき、病院や小児科に連れて行くべきか迷うことがありますよね。どのように判断すべきか、医師の森田麻里子先生に聞きました。チェックポイントをわかりやすくご紹介します!

チェックポイント1. 熱を測る

【生後3ヶ月未満】38度以上の熱なら病院へ

生後3ヶ月未満のお子さまが38度以上の熱を出している場合は、すぐに病院へ行きましょう。夜間や休日なら救急へ。

【生後3ヶ月以上】38度〜40度未満なら水分が取れるかをチェック

生後3ヶ月以上のお子さまの場合、熱が38度以上あっても水分が取れているようならすぐに病院に行く必要はありません。夜間であれば様子を見てください。次の日の日中に病院へ行くといいでしょう。

【月齢問わず】40度以上の熱ならすぐに病院へ

月齢を問わず、40度以上の熱が出ている場合はすぐに病院へ行きましょう。夜間や休日であっても救急外来を利用してください。

チェックポイント2. お子さまの状態をみる

嘔吐が続いて入れば病院へ

1、2回の嘔吐なら慌てる必要はありません。もし何度も嘔吐が続いた場合はすぐに病院へ行きましょう。

水分が取れない状態なら病院へ

熱があったり、1回2回の嘔吐があったりしても、水分がしっかり取れているならすぐに病院へ行く必要はありません。夜間であれば様子を見て、翌日に病院へ行くのがいいでしょう。

もし水分が取れない状態のときは、夜間でも休日でもすぐに病院へ行ってください。

ぐったりしているなら病院へ

ぐったりとしていて動けないような状態なら、夜間休日問わずにすぐに病院へ行ってください。

顔色が悪い、呼吸が苦しそうなら病院へ

他にも、顔色が青白くなっていたり、呼吸が苦しそうな様子が見られたら、時間帯を問わずにすぐに病院へ行きましょう。

小さなお子さまはまだ自分の不調を言葉にして伝えることができません。「なんだかいつもと違うな」と思ったら、紹介したチェックポイントと照らし合わせて十分に注意して様子をみてくださいね。


監修:医師 / Child Health Labo代表 森田麻里子先生
出演 : 出演 : murata saki さん haruくん
ライター:あだちあやか

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