BABY & KIDS

自分でも子どもにも読みたい みんな違ってみんないい 個性と多様性の絵本

【 嬉しい絵本プレゼント♪ 】 絵本と子育ての雑誌「kodomoe」編集長セレクト! 今月の絵本特集、テーマは「個性と多様性」!

kodomoe×mamatasのコラボ企画!
親子で一緒に楽しめる絵本を、出版担当編集長の森綾子さんに選んでいただきました!

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この動画で紹介している絵本をプレゼント!
【応募方法】
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この動画のコメント欄に欲しい本を書いて教えてくださいね!
※締切:2021年9月22日まで
※プレゼントはお一人様1冊までです。
※ご当選者にはDMでお知らせいたします。指定の期日までに賞品の送付先をDMでお知らせください。

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『みえるとかみえないとか』
ヨシタケシンスケ/さく 伊藤亜紗/そうだん
アリス館 1,540円

目が3つあるひとたちが住む星へ降り立った僕は、「後ろが見えないなんてかわいそう」と言われてしまい……!? 自分にとっては「当たり前」のことが、別の人にとっては「珍しい」。違いを知り、受け入れて楽しむことを、ヨシタケシンスケさんの愉快なタッチで教えてくれます。


『みんなおなじ でもみんなちがう』
奥井一満/文 得能通弘/写真
福音館書店 990円

アサリ、ヒマワリの種、かたつむり。見開きごとに14種の動植物がずらり。生物の世界では、同じ「種」でもそれぞれの個体に変異があり、そっくりに見えてもどれひとつとしてまったく同じものはありません。不思議だけど、じっくり眺めていると、その違いがとても愛おしくなってきます。


『あたまにつまった石ころが』
キャロル・オーティス・ハースト/文
ジェイムズ・スティーブンソン/絵 千葉茂樹/訳
光村教育図書 1,540円

石が大好きな、作者の父親の実話を元にしたお話。ひとつのことに夢中で、それだけが頭にパンパンに詰まっているって、幸せなことですよね。歯を食いしばってがんばるというよりは、自然に没頭できる世界がそこにあったということ。藤井聡太さんや大谷翔平さんの楽しそうな姿にも通じますね。


『ウエズレーの国』
ポール・フライシュマン/作 ケビン・ホークス/絵 千葉 茂樹/訳
あすなろ書房 1,540円

周りから浮いていて友達がいないウエズレー。夏休みの自由研究で、自分だけの文明を作ることに! 誰も見たことがない作物を育て、自分だけの服を作り、遊びを考え、果ては言語まで発明しちゃいます。彼が生み出した「ウエズランディア」へ行ってみたくなる、臨場感あふれる絵が圧巻。


『スイミー』
レオ・レオニ/作 谷川俊太郎/訳
好学社 1,602円

赤い魚の中で、ひとりだけ真っ黒のスイミー。自分たちのような小さな魚も海で自由に泳ぎ回れるよう、みんなで大きな魚のふりをすることに。スイミーは自分が「目」になることを決意して……。教科書で親しんだ方も、海の生き物たちの透明感あふれる色彩を、大画面で味わってみてください。


『どんなかんじかなあ』
中山千夏/文 和田誠/絵
自由国民社 1,650円

ひろくんが、「目が見えない」「耳が聞こえない」友達の気持ちを「どんなかんじかなあ」と想像してみます。他者の立場になって考えることは、大人にとっても難しいこと。ひろくんのように、相手の素晴らしいところに気づいたり、疑問をまっすぐにぶつけることができたら素敵です。


『かぞくって なあに?』
フェリシティ・ブルックス/作 マール・フェレーロ/絵 石津ちひろ/訳
文化出版局 1,760円

大家族、シングル、同性パートナー。「家族」にはいろいろな形があります。別居、離婚、再婚などで、形が変わることもあります。「家族ってどんなもの?」「家族ってなんのためにあるの?」と、この絵本をきっかけに、おうちで家族の話をしてみてはいかがでしょうか。


『タンタンタンゴはパパふたり』
ジャスティン・リチャードソン&ピーター・パーネル/作
ヘンリー・コール/絵 尾辻かな子、前田和男/訳
ポット出版 1,650円

ニューヨークの動物園で実際にあったお話。オス同士のペンギンがカップルに。飼育員が他のペンギンカップルが育てられなかった卵をふたりの巣に置くと、交互に温め始めて……。誕生した男の子タンゴとパパふたり。他の家族と変わらない幸せの形が、そこにありました。


『くまのトーマスはおんなのこ』
ジェシカ・ウォルトン/作 ドゥーガル・マクファーソン/絵 かわむらあさこ/訳
ポット出版プラス 1,650円

女の子になりたいと悩んでいるテディベアのトーマス。親友のエロールに打ち明ける決意をしたトーマスと、それを知ったエロールの返事は? LGBTQの当事者がわが子のために創作した物語。直接伝えるのが難しいテーマも、自然に手渡せるのが絵本のいいところ。


『せかいのひとびと』
ピーター・スピアー/作 松川真弓/訳
評論社 1,650円

約80億の人が暮らす地球。体の大きさ、肌の色、顔の形、住まい、好きな遊び……すべてがひとりひとり違います。同じなのは、生まれたとき小さいことと、最後には誰もが死ぬこと。人種、民族、宗教、風習などの視点で、世界が多様であることの素晴らしさを描いています。

出演:りたちゃん、たみくん